カタチになった、今この瞬間の理想形。
ようやくこの瞬間を迎えることができた。今の正直な気持ちは、安堵感。
2022年の「OG-6」のオーダー受付休止が決まってから、ブラザーに対する申し訳ない気持ちが頭から離れなかった。昨年、再販に関する多くのお問い合わせを頂き、その都度「2022年の早い時期にオーダー受付を行います」と伝えていた。
オーダー開始を楽しみにしていたブラザーも多いだろう。高額なプロダクトゆえ「OG-6」貯金をしてくれていたブラザーもいるかもしれない。財布の紐を握る奥様をどのように説得しようかと、あの手この手を考えていたブラザーもいるかもしれない。
オガワがブラザーの立場だったら、そんな状況でオーダー開始を待ち続けたに違いない。そう思えば思うほど、申し訳ない気持ちで頭がいっぱいになった。
だいぶ遅くなってしまった。2022年も下半期に入っている。来月にはレザーJKTのオーダーも始まる。そんな時期だが、こうして新たな「OG-6」のオーダー受付を開始できたことは本当に嬉しく、関わってくれたすべての仲間たちには感謝の気持ちしかない。
お待たせした分、今回の「OG-6」は抜群の仕上がりだ。まさに、この瞬間の理想形。絶対に満足して頂けると信じている。
プロダクトをリニューアルをすると、新旧を比較したくなる気持ちもわかる。だが、優劣はない。プロダクトを100点満点とするならば、従来モデル、新モデル、どちらも120点だ。
新旧モデル共、歴戦のライダースJKTのようにガシガシ使い込めるプロダクトだ。新モデルではカッチリ感を増しているが、それは従来モデルの耐久性が劣るということではない。どちらも抜群にタフなプロダクトだ。
パーツや仕様変更以外の相違があるとすれば、新旧モデルを手掛けた各ファクトリー、そして職人の微妙な解釈の違いだろう。優劣ではない、職人としての個性の差だ。
幅30センチに満たない小さなバッグだが、そこには多くの仲間たちの思い、この瞬間に至るまでのすべてのストーリーが込められている。
新型コロナウイルスの感染拡大や世界の紛争など、暗いニュースが多い時代だからこそ、確固たる己のスタイルを貫き、エキサイティングな日常を送りたい。そして、そんなオガワの気持ちに少しでも賛同してくれる骨太なブラザーと、この小さな馬革バッグを通してワクワクを共有したいと思っている。
よろしくお願いいたします。
Detail of OG-6 new version
バッグのマチ(奥行)は約70ミリ。従来モデルでは65ミリと記載していたが、ダイヤキルトの厚みが加わったため、約70ミリとさせて頂く。バッグ内部寸法はほぼ同じだ。この角度から見ると、メタボなクリオネみたいで可愛らしい。
「OGBROTHERS」の文字が刻まれたオリジナルのカシメ。ハンドルと根革を繋ぐ金具は従来モデルと同じ。どちらも使い込むほどに風合いが増す。
ジッパーは同タイプだが、若干形状が異なる。色や大きさも同じなので、新旧2個を並べてじっくりと比較しないとわからない程度の軽微な違いだ。
ジッパーのテープカラーは、従来モデルと同じ茶褐色。オガワはこの色が大好物で、ショートウォレット「OG-9」でも同色を使っている。
従来モデル同様、サイドとボトムに芯材を入れているが、今回からボトム中央部分の芯材を厚くした。ドッシリとしたコシの強いボトムを目指した。
バッグ内部には「Original Garment Brothers」のオリジナルラベルを縫い付けている。レザーJKTや各種ジャケットに縫い付けているラベルと同じもの。
片サイドに設けた内ポケットは、馬革でパイピングを施し、カシメで補強。さらに今回から仕切りに挟む芯材を厚くした。ショートウォレット「OG-9」がピッタリと収まるように設計している。
馬革の個体差について。
国内の老舗タンナーが頑なに守り続けてきた昔ながらの製法によるフルベジタブルタンニン鞣しの馬革は、天然の表情を最大限に楽しめる反面、革の個体差も大きい。シボが少ない個体もあれば多い個体もある。
オーダー時、好みの革質のリクエストを備考蘭に記入してくれるブラザーも多いが、シワやシボなどのご要望には一切お応えできないので予めご了承頂きたい。
<サイズ>
横幅:約290ミリ
高さ:約210ミリ(ハンドル含まず)
奥行:約70ミリ
<価格>
5万4000円(税抜)
新喜皮革の熟練職人が昔ながらの製法で仕込んだフルベジタブルタンニン鞣しの馬革を贅沢に使い、時間を惜しまず完全ハンドメイドで仕立てる「OG-6」。決して安価なプライスではないが、絶対の自信を持ってブラザーにお届けできるプロダクトだ。
既に従来モデルの「OG-6」を所有しているブラザーにも、それぞれの「6」を手掛けた職人たちの技とプライド、優劣ではない「個性」を体感して頂ければ幸いだ。
<納期>
6か月
オーダーを受けてから馬革を仕込むため、タンナーの作業状況、天候等によって早まる場合もあれば、遅れる場合もあります。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大、紛争等の社会情勢により、原皮等の流通にも影響が出ているため、納期が大幅に遅れる可能性もあります。そのことをご理解の上、オーダー頂きますようお願いいたします。納期の遅れが発生した場合にお待ち頂けない方は、オーダーをお控えください。
納期に遅れが生じる場合には、当方より個別にご連絡を差し上げますので、納期内(オーダーより6か月)における詳細スケジュール等のお問い合わせはご遠慮頂きますようお願いいたします。「1日でも早く手にしたい」と思って頂けることは非常に嬉しいことですが、当方からファクトリーに個別の納期確認をする度に製作作業がストップしてしまうため、ご理解とご協力をお願いいたします。
以下も必ずご確認ください。
※お一人様、1個のオーダーとさせて頂きます。
※「OG-6」は完全受注生産です。いかなる理由でも、オーダーのキャンセル、返金、返品、交換はできません。
※シワやシボの量や場所には個体差があります。それらに関するご要望やお問い合わせ、クレームは一切お受けできません。
※寸法には誤差が生じる場合があります。
※炎天下の車内や火の近くなど、高温になる場所での保管や使用により、ジッパーや金属パーツが熱くなることがあります。くれぐれも火傷にご注意ください。
※火傷やその他の怪我など、いかなる場合でも責任を負い兼ねます。
※写真は実際の商品の色味と異なる場合があります。
※オーダーを頂いた時点で、「O.G.BROS.WEB」ならびに「O.G.BROS.SHOP」のすべての記載事項にご了承頂いたものとさせて頂きます。
ご購入は「O.G.BROS.SHOP」にて
O.G.BROS.SHOP
<メール受信に関して>
主に携帯キャリアメール(docomoやezwebなど)において、オーダー時の自動送信メールは届いているにも関わらず、その後の手動メールが届かない事例が多くなっております。オーダー確認後、1〜2日以内には必ず手動メールをお送りしておりますので、オーダー手続きから3日以上経過してもメールが届かない場合には、大変お手数ですが(shop@ogbros.jp)までご連絡頂けますようお願いいたします。
Gmailアドレス宛の場合、迷惑メールフォルダに振り分けられることも多くなっておりますので、お問い合わせ前にご確認くださいますようお願いいたします。