「OG-27 Brown」ディテール解説。

「OG-27」Horsehide Pouch&Case

ムラを楽しむ、染料仕上げの茶馬。

サイズやデザイン、ディテールは2025年6月にリリースした黒馬と同じだが、素材がブラウンの馬革、つまり茶馬になったことで雰囲気も大きく変わった。黒馬の「OG-27」リリース時のレポートとほぼ同じ絵面にはなるが、あらためて茶馬でディテールを紹介する。

黒馬との違いは色だけでなく、染色方法も異なる。馬革バッグ「OG-6」に使う黒馬は顔料によって染色している。簡単に説明すると、革の表面に塗料を吹きつけて着色している。

一方、今回リリースする「OG-27」の茶馬は、染料を革の内部にまで浸透させて染色している。これにより、革には透明感と奥行感が生まれる。

さらにオイルをたっぷりと含ませることで、革が曲がるとオイルが走り、色の濃淡が顕著に現れる。この絶妙なムラが、茶馬の「OG-6」そして「OG-27」をより魅力的なプロダクトへと導いている。

光の加減で色合いが変わり、室内では落ち着いたダークブラウン、強い光を浴びると赤みを帯びたヤンチャなブラウンに変貌する様も楽しい。使い込むほど色味と艶に深みが増すエイジングは、レザーラヴァーには堪らないプロダクトだと確信している。

一度使うと手放せない、大ポーチ。

オガワはこの馬革の相棒を、常にバッグに入れて持ち歩いている。たかがポーチ、されどポーチ。文具やイヤホン、iPhoneの充電ケーブルなど、煩雑になるバッグ内もこの大ポーチがあればスッキリする。一度使うと二度と手放せない存在である。

端材の有効活用として企画したプロダクトだが、細かなディテールまで妥協なく作り込んでいる。ジッパーは「Original Garment Brothers」のレザーJKTやウォレットと同じ「ユニバーサル」。テープカラーもお馴染みの茶褐色で揃えている。

ポーチ内部は馬革バッグ「OG-6」と同じダークブラウンのライニング。見た目も手触りもコットン風だが、実は強度の高いナイロン生地。もちろん「Original Garment Brothers」のオリジナルラベルも縫い付けている。

縫製部分も馬革バッグ「OG-6」同様、丁寧にパイピング処理を施している。見えない部分にまでこだわり抜いた美しさ、ぜひ手に取って確認して頂きたい。

あったら便利をカタチにした、小ケース。

アイデア次第で様々なシーンで活躍してくれる小ケース。オガワは企画者の特権を活かし、複数の小ケースを所有して使い分けている。

定番の名刺入れとして。ウォレットが小銭で膨らむのが嫌いなため、小銭入れとして。深夜の作業時や出張時「ちょっとコンビニに行きたい」と思った時に持ち出す、カード&札入れとして。

以前は腰にジャラジャラと鍵を下げていたが、最近はスマートな腰元を好むオガワ。小ケースに鍵を入れ、バッグに収納する機会も増えてきた。

先に紹介した大ポーチも含め、使い方に一切の決まりはない。迎えてくれたブラザーの流儀で可愛がって頂きたい。

ジッパーは小型のユニバーサルを採用。テープカラーは大ポーチと同じ茶褐色。オガワはこのテープカラーが大好きなのだ。

収納した名刺やカードがダメージを受けにくくするため、厚い芯材を挟み込み、カッチリとしたケースに仕上げている。内張りはダークブラウンのピッグスキン(豚革)。見づらくて申し訳ないが、「Original Garment Brothers」のロゴをゴールドで箔押ししている。

フックを付けて腰に下げたり、キーホルダーと組み合わせたり……、ブラザーのスタイルや使用環境に合わせて使って頂けるよう、Dカンの有無を選択できるようにした。