「OG-2」オーダー開始。

Leather JKT 2022

シンプルを極めた馬革JKT。

2018年「Original Garment Brothers」は、一着の馬革JKTから始まった。研ぎ澄まされた日本刀のようなシングルライダースを作りたい。「Daytona BROS」の編集長時代から、公私共にお世話になっていたワイツーレザーの梁本会長、そして梁本社長の協力によって実現したオガワの夢。

そのモデルには「OG-1」の品番を与えた。翌2019年、曲線だったバックヨークを直線に変更した「OG-2」を発表。一切の装飾を排した究極の馬革JKTが完成した。以来、馬革の仕様変更を除き、基本デザインを変えることなく現在も続くフラッグシップモデルだ。

今シーズンの「OG-2」は2タイプの馬革を用意している。どちらも優劣つけがたい、いや優劣など存在しない究極の馬革JKTだ。この先も「Original Garment Brothers」が存続する限り、この「The Origin」は作り続けていく。

<BLACK>

「Original Garment Brothers」の立ち上げ当初から採用しているメインマテリアル。国内の小さなタンナー、頑固一徹な職人が秘伝のレシピで仕込む、フルベジタブルタンニン鞣しの馬革。

表面処理を一切施さず、シワやシボ、血筋、トラ目はもちろん、天然のキズすらも隠すことなく仕上げた「素上げ」。馬革の表情をダイレクトに楽しめる、唯一無二の素材だ。

当初は、馬革の芯(中間層)のみをブラウンに染めた「茶芯」だったが、現在は銀面(表面)をブラック、下地をすべてブラウンに染めた「茶下地」に仕様変更。これにより、銀面のブラック層の厚み、ブラウンの色味を細かに設定することが可能となった。

着込むことで表面のブラックが擦れ、下地のブラウンが顔を覗かす、迫力の表情。新品時のマットな質感から、次第に増していく光沢。馬革のエイジングの醍醐味が、ここにある。

なお、上写真ではステッチ糸が白く見えるが、実際は渋みのあるダークブラウンの縫製糸を使っている。

<RED BROWN>

新たにラインナップに加えた赤馬「OG-2」。プロダクト化した経緯は「新たな赤馬JKT、誕生の裏側」で説明した通りだ。

フルベジタブルタンニン鞣しで仕上げた馬革を、まずキャメル色に染色。その後、職人が手仕事で赤茶色の染料を塗り込んでいく。手染め特有の色ムラが最大の特徴。

室内で眺めれば、文字通り「赤茶色」。だが、屋外の日に晒されれば、たちまち「赤」に輝く。その様は「赤馬」そのもの。

荒々しい「ムラ感」、そして「赤」。街中で視線を集める個性溢れる馬革だけに、万人にはお勧めできない。だが、確固たる信念を持ち、揺るぎない己のスタイルを確立した骨太な男にとって、これほど頼もしい相棒はいない。

Detail of OG-2

シンプルを貫いたバックデザイン。背中のプリーツや腰元のアジャストベルトは嫌いだ。男の後ろ姿は、どこまでも潔くなくてはいけない。

外袖と内袖、2枚の馬革のみで構成したシンプルな袖。内袖を分割しているジャケットも多いが、オガワは好きではない。ジャケットを構成するパーツは少なければ少ないほど、シンプルでいい。

襟元にはオリジナルラベル。黒地にゴールドの文字。フライトJKT「A-2」のラベルをモチーフにしている。

左身頃の内側には、生産をお願いしている「Y’2 LEATHER」のラベルが縫い付けられる。高品質の証でもある。

ゴールドカラーのユニバーサルジッパー。2018年に発表した「OG-1」から、ジッパーはすべてこのモデルを採用している。

ムラの強い手染めのため、色の濃淡、くすみ、場所やパーツによる色の違いは必ず発生する。そのことをご理解の上、オーダー頂きたい。

<参考データ>
身長:165センチ
体重:83キロ
胸囲:109センチ
ウエスト:33インチ
「OG-2」のサイズ:38
※2022年9月時点
※昨年掲載の黒モデル着用写真はコチラ

<Ogawa Voice>
シンプルを貫き、可能な限り少ないパーツで構成した「OG-2」。そのため、体に吸い付くような抜群の着心地を味わえる。オガワの場合、フロントジッパーを閉めることはできるが、結構パツパツ。なので、年間を通してフロントは閉めずにラフに着用している。サイズ感は「5」「12」「15」と同じ。

<サイズチャート>

■肩幅:左右の肩(頂点)の直線距離
■着丈:背中の中央。襟の取付位置から裾の下端までの直線距離
■バスト:胸回りをぐるりと1周した寸法
※おおよその身幅(左右の脇下の直線距離)は、上記バスト寸法から2センチを引いて、半分に割った数値となります。
■袖丈:肩の頂点から袖の先端までの曲線距離
※サイズチャートの寸法には誤差が生じる場合があります。
※「Original Garment Brothers」のレザーJKTは、スタイルによる着用感の違いはありますが、基本的にどのモデルもサイズ感を統一しています。既にレザーJKTを所有しているブラザーのサイズアンケートは「VOICE」に掲載しています。感覚や好みには個人差がありますので、あくまで参考としてご覧ください。

<価格>
13万円(税抜)

<カラー>
■BLACK
■RED BROWN(手染め)

<納期>
2023年2〜3月(順次デリバリー)

オーダーを受けてから馬革を仕込むため、タンナーの作業状況、天候等によって早まる場合もあれば、遅れる場合もあります。新型コロナウイルスの感染状況、紛争等の社会情勢による流通への影響により、納期が大幅に遅れる可能性もあります。そのことをご理解の上、オーダー頂きますようお願いいたします。納期の遅れが発生した場合にお待ち頂けない方は、オーダーをお控えください。

納期に遅れが生じる場合には、当方より個別にご連絡を差し上げますので、納期内(2023年2〜3月)における詳細スケジュール等のお問い合わせはご遠慮頂きますようお願いいたします。「1日でも早く手にしたい」と思って頂けることは非常に嬉しいことですが、当方からファクトリーに個別の納期確認をする度に作業がストップしてしまうため、ご理解とご協力をお願いいたします。

例年、1か月〜1か月半ほどのオーダー期間を設定していますが、想定以上のオーダーが集まった場合には、告知することなくオーダー受付を終了させて頂くことがあります。

「The Magazine 003」をお届け。

レザーJKTをオーダーして頂いたすべてのブラザーには、次号の「The Magazine 003」を無料でお届けさせて頂く。前回と前々回、共に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、大幅に発刊が遅れてしまった経緯がある。また、新しいプロダクトのサンプル製作状況によっても誌面構成が変わってくる。そのため、今回の配布は2023年の上半期中とさせて頂きたい。ブラザーにワクワクして頂けるような、さらにパワーアップした一冊をお届けするのでご理解頂ければ幸いだ。

Message to Brother

一切の無駄を排した馬革JKT「OG-2」。「シングルライダース」という名のジャケットは数多く存在しますが、5年後、10年後、この研ぎ澄まされた日本刀のような一着が放つ、唯一無二の凄みと底力を体感して頂けると信じて止みません。よろしくお願いいたします。

以下も必ずご確認ください。

※お一人様、各モデル一着のオーダーとさせて頂きます。異なるモデル(例えば「OG-2」と「OG-5」)、色違い(例えば「OG-12」のブラックと赤茶)は可能です。
※オーダー時に商品代金の全額(別途送料含む)、もしくは一部前金として3万円(税抜)のお支払いをお願いします。
※一部前金として3万円(税抜)をお支払い頂いた場合は、ジャケット完成時に残金10万円(税抜)+送料1000円(税抜)をお支払い頂きます。
※完全受注生産のため、いかなる理由でも予約のキャンセル、モデル変更、サイズ交換、返品、返金はできませんのでご注意ください。
※シワやシボの量や場所、手染めの色ムラには個体差があります。それらに関するリクエストやお問い合わせ、クレームは一切お受けできません。
※天然の「傷」「血筋」「トラ目」などが入る場合もあります。ご理解の上、ご購入ください。
※サイズチャートの寸法には誤差が生じる場合があります。
※写真は実際の商品の色味と異なる場合があります。
※写真のジャケットは着用サンプルです。
※移染する場合がありますので、他の衣類や物に接する場合はご注意ください。
※炎天下の車内や火の近くなど、高温になる場所での保管や着用により、ジッパーやボタンが熱くなることがあります。くれぐれも火傷にご注意ください。
※肌や体に異変を感じた場合はすぐに着用を中止し、医師にご相談ください。
※火傷やその他の怪我など、いかなる場合でも責任を負い兼ねます。
※当製品における他製品への、色移り、汚損、破損、欠損、損害など、いかなる場合でも責任を負い兼ねますので、取り扱いには十分ご注意ください。
※オーダーを頂いた時点で、上記(納期も含む)、「O.G.BROS.WEB」「O.G.BROS.SHOP」内のすべての記載事項について、ご了承頂いたものとさせて頂きます。

THANK YOU SOLD OUT

<メール受信に関して>
主に携帯キャリアメール(docomo、ezweb、softbankなど)において、オーダー時の自動送信メールは届いているにも関わらず、その後の手動メールが届かない事例が多発しております。オーダー確認後、1〜2日以内には必ず手動メールをお送りしておりますので、オーダー手続きから3日以上経過してもメールが届かない場合には、大変お手数ですが(shop@ogbros.jp)までご連絡頂けますようお願いいたします。

オーダー前に、ショップアドレス(shop@ogbros.jp)の受信設定をして頂くと確実です。

Gmailアドレス宛の場合、迷惑メールフォルダなどの別フォルダに振り分けられることも多くなっておりますので、お問い合わせ前にご確認くださいますようお願いいたします。