この先も作り続ける、永久定番。
今まで発表してきたすべてのプロダクトに、変わらぬ愛情と愛着がある。だが、やはりこの「OG-2」、そして原型となった「OG-1」は別格。こいつたちが存在しなければ、今日の「Original Garment Brothers」、今この瞬間のオガワはないだろう。
2018年夏、「研ぎ澄まされた日本刀のようなシングルライダース」という言葉と共に作り上げた「OG-1」。翌年、背中のヨークを直線に変更した「OG-2」を発表。以来「Original Garment Brothers」の象徴として、毎年ラインナップに名を連ねる。
「Original Garment Brothers」が続く限り、何があっても「OG-2」だけは作り続ける。そう心に決めている。
先のレポートで「新たな黒馬」を紹介したが、「OG-2」には使わない。こいつに使うのは従来からの黒馬。「OG-1」時代から協力してくれている、国内の小さなタンナー、頑固一徹の職人が鞣す馬革だ。
タンニンをたっぷりと含んでいるため、手で握るとギュッギュッと革が泣く。それゆえコシが強く、1年や2年では我がモノにならない手強さがある。だが、ひとたび己の体を覚えれば、唯一無二。もう手放せない。
超個人的な見解だが、5年。5年着込んで、初めてこいつの本当の魅力を体感できるはずだ。
2022年、ブラザーの声によって誕生した、手染めによる赤茶色の「OG-2」。既にお伝えした通り、今シーズンは再構築した、より赤が深い「赤馬」を使う。
2023年、レザーJKTに関する問い合わせで一番多かったのが、この「赤馬の2」。新品時は手染めのムラが気になるかもしれないが、着込むうちに色味が馴染んで最高の表情になる。気になっていたブラザーには、ぜひ挑戦して頂きたい一着だ。
Detail of OG-2
<Ogawa Voice>
「黒馬」と「赤馬」は同デザイン&同寸法だが、馬革を鞣すタンナーやレシピが異なる。どちらも1.3ミリに割った後、タイコ入れて揉み込んでいるのでしなやかだが、「赤馬」の方が馴染むのが早い。対して「黒馬」はコシが強く、少々手強いが、数年掛けて調教する楽しさがある。サイズチャート上、他モデルの同サイズと比較すると若干の数値の違いはあるが、着用感は全モデルほぼ同じに設定している。
<サイズチャート>
<価格>
13万円(税抜)
<来年以降の価格に関して>
生産ファクトリーであるワイツーレザーより、来シーズン(2024年)の製作原価の値上げが確定事項として通知されています。それに伴い、来シーズン(2024年)は全モデルの値上げを予定しています。とはいえ、焦りは禁物です。高額なプロダクトなので、じっくりとご検討頂ければ幸いです。
原皮、輸送コスト、鞣し剤、染色コスト、ジッパーやボタン、ライニング生地……、レザーJKTに関わるすべての要素が、毎年右肩上がりで高騰しています。なかでもワイツーレザーが使う、肉厚で大判、傷が少ない「上質な原皮」の値上がり率は特に大きいです。そんな状況下でも、良心的かつ正直な原価に設定して頂いております。それはワイツーレザーのレザーJKT、そして「Original Garment Brothers」のレザーJKTのプライスを見て頂ければご理解頂けると思います。オガワ自身、ブラザーのご負担が可能な限り少なくなるよう来年以降も頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
<カラー>
BLACK
RED BROWN(手染め)
<革厚>
1.3ミリ
<納期>
2024年2〜3月(順次デリバリー)
オーダーを受けてから馬革を仕込むため、タンナーの作業状況、天候等によって早まる場合もあれば、遅れる場合もあります。今後の社会情勢による流通への影響などにより、納期が大幅に遅れる可能性もあります。そのことをご理解の上、オーダー頂きますようお願いいたします。納期の遅れが発生した場合にお待ち頂けない方は、オーダーをお控えください。
納期に大幅な遅れが生じる場合には、当方より個別にご連絡を差し上げますので、納期内(2024年2〜3月)における詳細スケジュール等のお問い合わせはご遠慮頂きますようお願いいたします。「1日でも早く手にしたい」と思って頂けることは非常に嬉しいことですが、当方からファクトリーに個別の納期確認をする度に作業がストップしてしまうため、ご理解とご協力をお願いいたします。
例年、1か月〜1か月半ほどのオーダー期間を設定していますが、想定以上のオーダーが集まった場合には告知することなくオーダー受付を終了させて頂くことがあります。
「The Magazine 003」を進呈。
今回のレザーJKTのオーダー受付開始と同じタイミングで、「The Magazine 003」が完成いたしました。つきましては、オーダー頂いたブラザーには「The Magazine 003」を進呈いたします。「The Magazine 003」は「予約確認書」と共に、オーダーから2〜3週間ほどで発送(投函)いたします。
以下も必ずご確認ください。
※お一人様、各モデル一着のオーダーとさせて頂きます。異なるモデル(例えば「OG-2」と「OG-5」)、色違い(例えば「OG-12」のブラックと赤茶)は可能です。
※オーダー時に商品代金の全額(別途送料含む)、もしくは一部前金として3万円(税抜)のお支払いをお願いします。
※一部前金として3万円(税抜)をお支払い頂いた場合は、ジャケット完成時に残金10万円(税抜)+送料1000円(税抜)をお支払い頂きます。
※完全受注生産のため、いかなる理由でも予約のキャンセル、モデル変更、サイズ交換、返品、返金はできませんのでご注意ください。
※シワやシボの量や場所、手染めの色ムラには個体差があります。それらに関するリクエストやお問い合わせ、クレームは一切お受けできません。
※天然の「傷」「血筋」「トラ目」などが入る場合もあります。ご理解の上、ご購入ください。
※サイズチャートの寸法には誤差が生じる場合があります。
※写真は実際の商品の色味と異なる場合があります。
※写真のジャケットは着用サンプルです。
※移染する場合がありますので、他の衣類や物に接する場合はご注意ください。
※炎天下の車内や火の近くなど、高温になる場所での保管や着用により、ジッパーやボタン、リベットが熱くなることがあります。くれぐれも火傷にご注意ください。
※肌や体に異変を感じた場合はすぐに着用を中止し、医師にご相談ください。
※火傷やその他の怪我など、いかなる場合でも責任を負い兼ねます。
※当製品における他製品への、色移り、汚損、破損、欠損、損害など、いかなる場合でも責任を負い兼ねますので、取り扱いには十分ご注意ください。
※オーダーを頂いた時点で、上記(納期も含む)、「O.G.BROS.WEB」「O.G.BROS.SHOP」内のすべての記載事項について、ご了承頂いたものとさせて頂きます。
<メール受信に関して>
主に携帯キャリアメール(docomo、ezweb、softbankなど)において、オーダー時の自動送信メールは届いているにも関わらず、その後の手動メールが届かない事例が多発しております。オーダー確認後、1〜2日以内には必ず手動メールをお送りしていますので、オーダー手続きから3日以上経過してもメールが届かない場合には、大変お手数ですが(shop@ogbros.jp)までご連絡頂けますようお願いいたします。
オーダー前に、ショップアドレス(shop@ogbros.jp)の受信設定をして頂くと確実です。