「OG-7」オーダー開始。(終了)

「OG-7」「OG-16」Shirt JKT(End)

今年の冬は、骨太なシャツJKT。

しっかりとした肌触りで肉厚、そして柔軟。相反するふたつの要素を持ったダック生地によるシャツJKT「OG-7」。いよいよ、オーダー受付を開始する。

完成した「OG-7」のディテールを、あらためて紹介しよう。

<ダック生地>
ジャケット本体には、若干カーキが入ったブラウン色のダック生地。着込むことで、どんどん柔らかくなり、体に馴染む。ダック生地ならではの「アタリ」「褪色」が現れ、デニム素材よりも顕著な経年変化を楽しむことができる。

<ブランケット>
ライニングにはウール混のブランケット。非常に肉厚で保温性も高い。ヴィンテージのジャケットにも多用された、独特の縞模様が特徴だ。前身頃、後身頃で、ラインの柄合わせも施している。

<コーデュロイ襟>
太畝(ふとうね)のコーデュロイによる襟。コーデュロイには、1インチ幅に入る畝の本数による「WALE」(ウェール)という単位がある。一般的なシャツなどには21ウェール程度の細畝を使うが、「OG-7」では6ウェールの稀少な太畝を使う。

<胸ポケット>
両胸にはリベットで補強したポケット。「OG-7」はシャツJKTのため、丈を長めに設定している。クルマの運転時のような着座姿勢を考えると、通常のポケット位置では使いにくく、胸ポケットの方が便利。装飾的要素が強いフラップも排し、スマホやキーを放り込める「使えるポケット」に徹した。

<ボタン>
オリジナルで金型から製作した「Original Garment Brothers」のドーナツボタンを装着。使い込むほどに風合いを増す。

<織りラベル>
襟元にはオリジナルの織りラベル。他のプロダクトと共通したデザイン。ブランケットのどのライン上にラベルが縫い付けられるかは、個々のジャケットによって異る。

<袖部>
袖部分もシンプル。縫い合わせ部分はリベットを打ち補強。カフスにはオリジナルボタンを装着している。

<バックヨーク>
バックデザインもシンプルを貫く。ヨークは潔く一直線。骨太な後姿を手に入れるため、アクションプリーツや腰元のアジャストベルトは設けていない。着用時の後姿は「ファーストサンプル、完成。」のページに掲載している。

色味に関して
このページで掲載している「OG-7」は、写真によって若干の色味が異なっている。光の加減によるものだ。自然光が当たった状態では、実際の目にも、上記に掲載してきた写真のような茶褐色に見える。

一方、室内や日陰では、下記のように少しカーキ色が混ざった、濃いブラウンに見える。

ご使用のモニターやスマホ画面によっても見え方は異なるため、実際のプロダクトと色味が異なることもあるが、重厚感と渋みのある色味には絶対の自信がある。

<価格>
価格は2万9000円(税抜)。

非常にタフで長年の愛用にも耐える骨太なシャツJKT。デニムの聖地、岡山児島でトップクラスの技術と経験を持つ「アパレルナンバ」による仕立て。ここまでのレポートで紹介してきた、テキスタイル、パターンの匠たちと作り上げた一着。2万9000円(税抜)に設定させて頂いた。ご満足頂けるプロダクトに仕上がったと思っている。

<納期>
11月末〜12月上旬。

「今年の冬、骨太な男になる」が、この「OG-7」に掲げたテーマだ。

冬本番に間に合わなければ本末転倒。プロジェクトを立ち上げた時点で「アパレルナンバ」の難波社長と打ち合わせを行い、生産ラインを確保していた。オーダー受付は10月末頃で締め切ることになると思うが、オーダーしてくれたブラザーの元には、11月末〜12月上旬にお届けする。(デリバリーはオーダー順)

※オーダー想定分の生地は確保していますが、想定以上のオーダーが集まった場合には、納期が遅れる場合もあります。その場合は、当ページ、ならびに「O.G.BROS.SHOP」の販売ページに記載します。

<サイズチャート>

※ブランケットの裏地付きのため、着用時(内寸)の「肩幅」と「身幅」は上記数値より若干小さくなります。

※上記はワンウォッシュ(生地洗い)後の数値です。
※上記は前ボタンを閉じ、床に平置きした状態で計測しています。
※個体差により数値には誤差が生じる場合があります。

■肩幅:左右の肩(頂点)の直線距離
■着丈:背中の中央。襟の取付位置から裾の下端までの直線距離
■身幅:左右の脇下の直線距離
■袖丈:肩の頂点から袖(カフス)の先端までの曲線距離

<サイズ感>
すでに説明しているが、「OG-7」のサイズ感をもう一度。

「OG-7」はシャツのパターンを基にジャケットに仕立てている。そのため、フィット感はシャツに近い。この手のジャケットはインナーがシンプルなほど、美しいシルエットが手に入り、無骨な男になれる。

よって、普通体型から私のような中年体型の男性が、インナーにTシャツ1枚、ロンT1枚を着てジャストなサイズ感になるよう設定している。シャツを着るとすれば、薄手。

とは言うものの、インナーにスウェットやパーカー、ヘビーネルを合わせたいと思うブラザーがいることも承知している。

痩せ型の方であれば通常サイズを選んでもらえばいい。標準体型の方でも、最初は肩周りが窮屈に感じるかもしれないが、着込むうちに生地が若干伸びて馴染むので通常サイズでいいと思われる。

オガワ同様の中年体型、肩幅が標準よりも広い人、肩周りの筋肉が大きい人などで、厚手のインナーの上に着用したい人は、ワンサイズ上を選んだ方が動きやすいかもしれない。

バイクに乗る時に着用したい人も、ワンサイズ大きめの方がいいかもしれない。

私の主観だが、「OG-4」(1st lot)と「OG-7」を着比べると、生地や裏地の有無による着心地の違いはあるが、「OG-7の方が少しだけ肩周りに余裕があるかな……」となる。

「OG-4」(1st lot)をすでに所有しているブラザーの声「Bros Voice」も参考になると思うので、ぜひご確認いただきたい。

上記はあくまで参考なので、最終的なサイズ選びは各位の責任でお願いしたい。

Message from O.G.BROS.

「Original Garment Brothers」は、一般的なブランドのようにプロダクトを数多く発売することは出来ない。だが「こんなプロダクト欲しい」と自ら思い立ち、ひとたびプロジェクトが始まれば、全精力を注ぐ。

必要であれば何度でも生産現場を訪れ、意見を交換し、サンプルを繰り返す。職人でもある仲間たちと、楽しみながらも真剣にモノ作りに向かう。「一着入魂」だ。

プロダクトが完成し、デリバリーが完了した瞬間、バトンはブラザーの手に渡る。一人ひとりの着こなしで、経年変化、そしてストーリーが刻まれて、初めてプロダクトは完成する。

ぜひ「OG-7」に袖を通し、我々「Original Garment Brothers」のモノ作りに携わって頂ければと思っている。

THANK YOU SOLD OUT

<ご確認・ご注意>
※生産状況により、納期が前後する場合があります。
※注文を受けてから生産するため、商品の欠陥を除き、注文のキャンセル、返品、返金、交換はできませんのでご注意ください。
※サイズチャートの数値は参考値です。実際の製品と誤差がある場合があります。
※縫製箇所から余分な糸が出る場合があります。
※ダック生地、ブランケット、コーデュロイは縮率が異なります。洗濯や乾燥によって、襟に歪みやたるみが生じる場合があります。
※炎天下の車内や火の近くなど、高温になる場所での保管や着用により、ボタンやリベットが熱くなることがあります。くれぐれも火傷にご注意ください。
※肌や体に異変を感じた場合はすぐに着用を中止し、医師にご相談ください。
※移染する場合がありますので、他の衣類や物に接する場合は、ご注意ください。
※色移りなど、当製品における他製品への、汚損、破損、欠損、損害など、いかなる場合でも責任を負い兼ねますので、取り扱いには十分ご注意ください。
※写真は実際の商品の色味と異なる場合があります。