「OG-9」が生まれる瞬間。(前編)
職人、亀太郎氏の手仕事。 日光浴をさせて薄っすら小麦色になった栃木サドル。オガワが企画するレザーJKTの生産ファクトリー「Y’2 LEATHER」から取り寄せた「OG-2」の馬革。亀太郎氏の手によって、それら…
職人、亀太郎氏の手仕事。 日光浴をさせて薄っすら小麦色になった栃木サドル。オガワが企画するレザーJKTの生産ファクトリー「Y’2 LEATHER」から取り寄せた「OG-2」の馬革。亀太郎氏の手によって、それら…
ラウンドジッパーの弱点を克服。 「弱点」と言っても、機能的な問題ではない。人によっては「弱点」でもなく、オガワ自身が勝手に思い続けてきたことに過ぎない。 小さなウォレット「OG-9」では、内部に上質な栃木サドルを使う。昔…
理想と現実の距離、狭まる。 オガワの理想にまた一歩近付いたセカンドサンプルが完成した。ファーストサンプルの不具合はすべて修正され、手にした瞬間、完成度の高さが伝わってくる。 あらためて修正点を確認する。 <紙幣の収納> …
伝説の匠、再び。 絵心に乏しいオガワが脳内のイメージを書きなぐった、A4用紙のラフスケッチ。勢いに任せて、何の根拠もない寸法まで書き込んでいる。ただ、レザークラフトの知識も技術も持ち合わせていなオガワにも、「OG-9」の…
今度はラウンドジッパーがいい。 「Original Garment Brothers」では、これまでに2タイプのロングウォレットを発表してきた。ミシン縫いの「OG-3」。そして、手縫いの「OG-8」。 今回製作するショー…
「ちょっとコンビニ」ウォレット。 2020年、新型コロナウイルスによって日常生活は激変した。外出は制限され、当たり前が当たり前でなくなった日常。2018年に出版社を退社し、自宅を拠点とする個人事業主となったオガワにも、少…
紙媒体にはパワーがある。 「Original Garment Brothers」を立ち上げた後に出会ったブラザーは知らないかもしれないが、オガワは20年以上、雑誌制作に携わってきた編集者でもある。今、こうして「O.G.B…
少数生産にて、追加受注が実現。 長らくお待たせしていた、馬革バッグ「OG-6」の第二期オーダー受付を開始。 フラットヘッドのレザー部門「STOCK BURG」の職人による唯一無二の馬革バッグ。長野県千曲市の自社ファクトリ…
似て非なるプロダクト。 「OG-3」を手縫いで仕立てようと思い立った時、「OG-3」の品番を継承しようと考えていた。素材とデザインは同様、「ミシン縫い」と「手縫い」の違いのみ。軽く考えていた自分を、今、恥じている。 亀太…
常に同じ感覚でありたい。 間も無くオーダー受付を開始する。直前のタイミングであるが、どうしても書いておきたいことがある。オガワの完全な自己満足であり持論だ。一気に書き進めよう。 多種多様なラインナップを誇る専門ファクトリ…