骨太な冬用JKT、再び。
2019年に発表し、大きな反響を頂いた冬用シャツJKT。オーダー終了後も、多くのブラザーから問い合わせを頂いていた「OG-7」の、第二期オーダーを開始させて頂く。
オガワがプロダクトを企画する時には、いくつかのマイルールがある。例えば……
シンプルを貫くこと。機能的であること。ワクワクすること、所有欲を満たすこと。そして、骨太であること。
骨太であることは「Original Garment Brothers」のアイデンティティと言っても過言ではない。その言葉の意味は「骨が太いこと。骨格がガッチリしていること」そして「基本や根幹がしっかりしていること」となる。
ブレることなく、本当に自分が欲しいと思うモノを、確かなマテリアルを使い、卓越した職人の技で仕立てる。このプロセスに、オガワは「骨太」という言葉を強烈にリンクさせている。
そして、己の直感や価値観を信じ、プロダクトに賛同してくれるブラザーにもまた、「骨太」という言葉がもっとも相応しいと信じて止まない。
そんな「骨太」という言葉を、そのまま具現化したジャケットが、この「OG-7」である。
「肉厚」で「しなやか」、相反する要素を兼ね備えたダック生地のワイルドな佇まい。上半身を包み込む、ウール混のブランケット。首元に優しく触れる太畝(ふとうね)のコーデュロイ襟。
着込むほどに体に馴染み、「アタリ」と「褪色」が顕著に現れる、唯一無二の経年変化。非常におもしろい一着だ。
ディテール詳細、製作レポートは、過去のレポートで紹介しているので、そちらをご覧頂きたい。
12月にデリバリー予定。
1年を通して自らが企画したプロダクトを愛用しているが、そこには自分なりのスケジュールが存在する。ジャケットの場合、10月は主にデニムJKT「OG-4」、11月に入るとレザーJKTに袖を通す。
レザーJKTは「OG-2」と「OG-5」今季からは「OG-12」も加わるが、その日の気分……、特に考えず無意識に手が伸びたレザーJKTを着る。脂肪という最高の防寒着を纏っているオガワは、12月中旬くらいまではレザーJKTで過ごすことが多い。
12月中旬から年が明けて2月までは、さすがにレザーJKTでは寒い。とはいえ、モコモコと着込むのは好きではない。そこでほぼ毎日、「OG-7」となる。
タイトフィットが好みということもあるが、インナーはロンT1枚。これで真冬を乗り越える。ウール混のブランケットの裏地とコーデュロイの襟は、想像以上に暖かい。フロントボタンを閉めれば、オガワには十分過ぎるほど暖かい。
そして、3月になると再びレザーJKTが活躍し、4月中旬以降は気温に応じてデニムJKT「OG-4」も着用し始める。
ということで、「OG-7」がもっとも活躍するのは12月中旬から2月。その美味しいシーズンに間に合うように、第二期オーダー分の「OG-7」は、12月上旬から中旬くらいにお届けする予定だ。
そのため、10月後半には受注を締め切り、すぐに仕立てに取り掛かる必要がある。仕立ては「デニムの聖地」岡山児島の名門ファクトリー、アパレルナンバで行う。若干、慌ただしい第二期オーダーだが、これは再販の要望を熱心にメールしてくれたブラザーたちとの約束でもあるのだ。
<サイズに関して>
「OG-7」はシャツJKTとして企画したプロダクトだ。そのため、フィット感はシャツに近い。一般的な冬用JKTのように、インナーにニットやスウェットを何枚も着込むことを想定していない。アームホールもややタイト気味に設定している。
とはいえ、オガワのようなメタボ体型やお腹が出てきたオヤジ世代が、快適に着こなせなければ意味がない。程良いタイトシルエットと説明した方が正しいかもしれない。痩せ型や普通体型のブラザーであれば、インナーに薄手のスウェットくらいは着られるだろう。
上は、昨年「OG-7」のサンプルが完成した際に、深夜の自宅でセルフ撮影した写真だ。相変わらず暑苦しい風貌で申し訳ないが、メタボ体型でも着用でき、しっかりとフロントが閉まることをお伝えしたい。個人的には、シンプルを貫いた後ろ姿がお気に入りだ。
<参考データ>
身長:165センチ
体重:81キロ
胸囲:107センチ
ウエスト:32〜33インチ
「OG-7」のサイズ:38
※2020年10月3日現在
<サイズに関して>
下記サイズチャートの数値は「OG-7」を平置きして計測している。「OG-7」にはブランケットの裏地が付いているので、実際の「肩幅」と「身幅」の実寸は少しだけ数値が小さくなる。
ただし、ダック生地やブランケット生地は、着込むうちに適度に伸びて、体に馴染んでくる。初めて袖を通した時に若干窮屈に感じても心配は無用だ。
なお、「OG-7」は裁断前の生地の状態でワンウォッシュ(生地洗い)しているので、大きな縮みが発生することはない。
※ブランケットの裏地付きのため、着用時(内寸)の「肩幅」と「身幅」は上記数値より若干小さくなります。
※上記はワンウォッシュ(生地洗い)後の数値です。
※上記は前ボタンを閉じ、床に平置きした状態で計測しています。
※個体差により数値には誤差が生じる場合があります。
■肩幅:左右の肩(頂点)の直線距離
■着丈:背中の中央。襟の取付位置から裾の下端までの直線距離
■身幅:左右の脇下の直線距離
■袖丈:肩の頂点から袖(カフス)の先端までの曲線距離
サイズ選びには「Bros Voice」。
この「O.G.BROS.WEB」のコンテンツ「VOICE」に、昨年「OG-7」を手にしてくれたブラザーの「生の声」を掲載している。
プロダクトに対する満足の声もあれば、要望や不満の声もある。それらを包み隠さず公開することが、次に「OG-7」を手にするブラザーにとっての「安心感」に繋がると信じている。
サイズ感やフィット感は個人の好みによるところも多々あるが、サイズ選びの参考にして頂ければ幸いだ
<価格>
2万9000円(税抜)
当たり前だが、昨年リリースした時と同じ価格。ジャケットを手にした瞬間に感じる、存在感と質感。岡山児島でトップクラスのファクトリー、アパレルナンバによる仕立て。必ず満足してもらえる一着だと確信している。
<納期>
2020年12月上旬〜中旬予定。
「OG-7」がもっとも活躍する時期にお届けする予定だ。届いた瞬間から、相棒として、真冬の即戦力として付き合える、渾身の一着。今年の冬は、身も心もスタイルも「骨太な男」になって頂きたい。
ご購入は「O.G.BROS.SHOP」にて。
O.G.BROS.SHOPTHANK YOU SOLD OUT
<ご確認・ご注意>
※生産状況により、納期が前後する場合があります。
※注文を受けてから生産するため、商品の欠陥を除き、注文のキャンセル、返品、返金、交換はできませんのでご注意ください。
※サイズチャートの数値は参考値です。実際の製品と誤差がある場合があります。
※縫製箇所から余分な糸が出る場合があります。
※ダック生地、ブランケット、コーデュロイは縮率が異なります。洗濯や乾燥によって、襟に歪みやたるみが生じる場合があります。
※炎天下の車内や火の近くなど、高温になる場所での保管や着用により、ボタンやリベットが熱くなることがあります。くれぐれも火傷にご注意ください。
※肌や体に異変を感じた場合はすぐに着用を中止し、医師にご相談ください。
※移染する場合がありますので、他の衣類や物に接する場合は、ご注意ください。
※当製品に起因する火傷、怪我、皮膚の異常等、他製品への移染、汚損、破損、欠損、損害など、いかなる場合でも責任を負い兼ねますので、取り扱いには十分ご注意ください。
※写真は実際の商品の色味と異なる場合があります。