サムライという名のダイバー。
2000年代に製造された比較的新しいモデルゆえ、「アンティーク」の部類には入らないが、こんな個性的な1本はいかがだろうか。
正式には「SEIKO DIVER SCUBA 200m SBDA001 7S25-00D0」となるが、「サムライダイバー」という愛称の方が圧倒的に有名。ケース＆ブレスにチタン素材を使った、200メートル防水の本格ダイバーズウォッチだ。
「サムライ」という愛称の由来は、刀のようにシャープで直線的なラグ形状に由来する。チタン素材が放つ、マットな色味と鈍い質感も「サムライ」の名に説得力を与えている。
2004年に発売が開始され、当時の販売価格は4万2000円。ケース径は約43ミリ。無骨で重厚なモデルだが、チタン素材の採用により驚くほど軽い。販売個体はシリアルナンバーから、初年度の2004年製と推測できる。
このモデルがいかに秀逸な存在か。それは2004年発売という比較的新しいモデルにも関わらず、近年復刻され、現行モデルとして新品購入が可能という事実。
オリジナルにこだわりたい。
復刻モデルは文字盤にシリーズ名である「プロスペックス」を示す「X」マークがプリントされている。賛否両論はあるが、装飾的デザインによるロゴマークよりも、文字列だけで構成されたオリジナルの無機質な文字盤の方が、男心に刺さる。
さらに、復刻モデルはステンレス素材のため約200グラムもある。オリジナルのチタンモデルは120グラム以下。圧倒的に軽量なのだ。
復刻モデルが登場したことで、オリジナルの「サムライダイバー」の人気は急激に高まり、相場が高騰。ほとんど市場に出てこないレアモデルとなった。
オリジナルの「サムライダイバー」の文字盤は、ブラックの他、ブルー、ホワイト、オレンジなどのカラーバリエーションが存在する。それぞれ「ブラックサムライ」「ブルーサムライ」「ホワイトサムライ」「オレンジサムライ」と呼ばれている。
一番人気は「ブラックサムライ」。つまり、今回の販売モデルである。
保護シール付きのデッドストック。
この個体は、まさに奇跡の1本。なんと、裏蓋に保護シールが貼られたままのデッドストック。保管による微細なキズはあるかもしれないが、未使用のデッドストックだ。
ボックスや保証書、取扱説明書などは付属しないので、厳密にはデッドストックとは言えないかもしれないが、オリジナルの「ブラックサムライ」、しかも完全未使用の個体は、この先、市場に出てくることはほとんどないだろう。
ケースと同じくチタン素材によるブレスレットも、キズは皆無。ファーストオーナーとして、腕に巻くことができる。
ムーブメントもビカビカ。
未使用品なので当然だが、搭載される自動巻ムーブメント「Cal.7S25A」も新品状態だ。ただし、製造から約15年が経過しているため、オイル切れの状態であることが推測される。しっかりとオーバーホールを行い、最高のコンディションでお届けする。
販売価格は8万5000円（税抜）。
希少なオリジナルの「サムライダイバー」。一番人気のブラック文字盤。そして、奇跡的な完全未使用品。オーバーホールを施してのデリバリー。この状態で8万5000円（税抜）というプライスは絶対の自信がある。
タフな1本は、アメリカンカジュアルとの相性も抜群。デニムやレザーと同様、使い込むほどに風合いが増し、手放せない相棒に育てる楽しみもある。
取り扱いに関する注意事項、保証内容、納期などは「O.G.BROS.SHOP」の販売ページに記載しているので、熟読のうえ、ぜひこの機会にご検討頂きたい。
ご購入は「O.G.BROS.SHOP」にて。
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