SEIKO FIRST DIVER(1967年)

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歴史に名を刻むセイコー初のダイバー。

「伝説のダイバーズウォッチ」として永遠に語り継がれる名作、通称「ファーストダイバー 」。セイコーが1965年に発表した初のダイバーズウォッチだ。モデルナンバーは「6217-8001」。国産、海外ブランド問わず、ダイバーズ好きを自負する愛好家であれば、必ず手にしなければいけない1本。それほどまでに有名なモデルだ。

大き過ぎず、小さ過ぎず、ケース径38ミリの適度なサイズ。バーインデックスによる精悍な顔付き。オンオフと言わず、使い勝手の良いアンティークウォッチだ。

人気の高さから、2017年7月に「ヒストリカルコレクション」として復刻されたことは、記憶に新しい。世界限定2000本、定価は35万円(税抜)。瞬く間に完売。現在では定価の倍近いプレミア価格で取引されている。

コンディションはすこぶる良好。

今回、販売する個体は、シリアルナンバーが「73」から始まることから、1967年3月製造と推測される。

ケースの痩せもほとんどなく、エッジもシャープな状態。アンティーク特有の小傷や蛍光塗料の劣化は見られるが、コンディションは良好な部類に入る。過去の修理履歴が残っていないため推測だが、文字盤と針は極めて純正である可能性が高い。

ドーム型風防や回転ベゼル、リューズの状態も良い。リューズはねじ込み式ではないが、当時の防水性能は150メートル(今回は非防水として販売)。ベゼルはクリック感のない「両方向回転式」。現在もスムーズに回転することからも、この個体のコンディションの良さが伝わってくる。

貴重な交換用ベゼルディスクを付属。

資料やネットで「ファーストダイバー 」を検索すると、実に多くのアンティークモデルが登場する。それらと今回販売する個体を比較すると、一箇所のみ、異なるディテールに気付く。ベゼルディスクだ。

トップの12時位置。一般的なファーストダイバーは夜光ドットが配置されるだけだが、この個体では三角マークの中に夜光ドットがレイアウトされる。

ネットを駆使し、膨大な同品番モデルの写真をチェックした結果、数本だけこの個体と同様に、三角マークの中に夜光ドットがレイアウトされたファーストダイバー が確認できた。

そのことから、補修用パーツとして存在したベゼルか、他モデルのベゼルを加工して取り付けたものと推測できる。

とは言え、オリジナルの外観にこだわる人も多いだろう。そこで、今回は特別に交換用ベゼルディスクをサービスとして付属することにした。

リプロダクト品ではあるが、ファーストダイバーのベゼルディスクは非常に貴重。ほとんど市場に出回らないパーツだ。今回、偶然入手に成功したため、一緒にお届けする。

非常に美しいムーブメント。

ファーストダイバーに搭載されるムーブメントは「6217A」。ムーブメントには目立つ腐食もなく、製造から50年以上が経過したとは思えない抜群のコンディションを保つ。

オガワが絶大な信頼を寄せる時計職人の事前チェックでは、見た目だけでなく個々のパーツの状態も非常に良い。オーバーホール前でこの状態なので、オーバーホール後はさらに状態が良くなるはずだ。

某有名時計専門店のアフターサービス部門に在籍し、独立後は有名アンティークショップのリペアを担当する凄腕職人。彼の手によって日差30秒以内(使用状況によって異なる場合もあり)まで追い込む。

ケースも分解洗浄を行うが、アンティークの雰囲気を残し、なおかつケース痩せを防ぐため、研磨は軽く施すのみだ。

販売価格は22万5000円(税抜)。

某オークションサイトやフリマアプリでは、保証が無いノーメンテのファーストダイバーが20万円台半ばで取引されている。

徹底的にメンテナンスされ、精度も実用レベル、3か月の保証が付いて22万5000円(税抜)は、かなり安い。間違いなく入手して損はないプライスだと思っている。

相場は今後ますます上昇していくと思われるため、資産性も高い。逆を言えば、伝説、希少性、人気から、相場が下がる理由が見当たらない。

お届けするのは「腕時計本体」(バネ棒は装着済み)と「交換用ベゼルディスク」。ベルトは付属しないが、純正タイプの復刻ラバーベルトなど比較的簡単に入手可能なので、お好みのベルトを装着してお楽しみ頂きたい。

その他、取り扱いに関する注意事項、保証内容、納期などは「O.G.BROS.SHOP」の販売ページに記載しているので、熟読のうえ、ぜひご検討頂きたい。

ご購入は「O.G.BROS.SHOP」にて。

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