二時間だけのセカンドサンプル。
固定観念を覆すプロダクト。 2022年12月中旬、亀太郎氏から「セカンドサンプルが完成した」との連絡が入った。すぐさま東京足立の工房へと向かった。 内部デザインは再構築した。中央に小銭入れ、左右に札入れとカード収納をレイ…
固定観念を覆すプロダクト。 2022年12月中旬、亀太郎氏から「セカンドサンプルが完成した」との連絡が入った。すぐさま東京足立の工房へと向かった。 内部デザインは再構築した。中央に小銭入れ、左右に札入れとカード収納をレイ…
百聞は一見にしかず。 ファーストサンプルに向けた打ち合わせの場合、あまり細部まで追い込み過ぎないように心掛けている。 具体的な脳内イメージや「こうあるべきだ」という譲れないディテールは必要だが、すべてにおいて明確過ぎるイ…
「くの字」のマチは、使わない。 2022年11月、亀太郎氏の工房を訪ね、ラウンドジッパーのロングウォレットについて意見交換を行った。いつも通り、オガワが持参した手書きのラフを元に、雑談からお互いの脳内イメージをリンクさせ…
無限の箱愛。 突然だが、箱が好きだ。子供の頃の「おもちゃ箱」。オガワにもあったであろう思春期の「宝箱」。直線で構成された無機質な箱には、いつだってワクワクが詰まっていた。 50歳に近づいた今も、その気持ちは変わらない。 …
理想を具現化した一着。 生まれて初めて夢中になった革ジャンが、フライトJKT「A-2」だった。アルバイト代を握りしめ、代官山の奥地、小さなショップで初めて購入した一着。日の光に当たると真っ赤に輝いた、セットブラウンの「A…
心優しき大人の不良の一張羅。 レザーJKTに興味を持った若かりし頃から、カーコートというスタイルが気になっていた。だが「若造の自分には似合わない」という先入観から、手を出せずにいた。 オガワにとってカーコートは大人の一着…
茶馬で仕立てた、名脇役。 決して主役になることはない。だが、こいつがいなければ「Original Garment Brothers」のモノ作りは語れない。まさに名脇役。そんな「OG-5」が堪らなく好きだ。 「クセモノ 5…
シンプルを極めた馬革JKT。 2018年「Original Garment Brothers」は、一着の馬革JKTから始まった。研ぎ澄まされた日本刀のようなシングルライダースを作りたい。「Daytona BROS」の編集…
1.3ミリ均一に割る。 2020年から「Original Garment Brothers」のレザーJKTに使う馬革は、すべてに「割りの一手間、揉みの一手間」を加えている。 過去のレポートでも説明しているが、若かりし頃か…
馬革を楽しむ、ノーポケット。 展開する4モデルのレザーJKTの中で、クセモノと称される「OG-5」。品番から分かる通り、オージーブロスの初期から続くプロダクトだ。 数年前、アメカジ界で一大ブームを巻き起こした、Gジャンタ…