「菱目打ち」から作る。
オガワはリアルバイカーではない。 ウォレットを見た瞬間、誰もが「革」「形」「色」に目が行く。だが、ウォレットの印象を左右する要素はもうひとつある。「ステッチ幅」、いわゆる「ピッチ」だ。 アメリカンカジュアルにおける手縫い…
オガワはリアルバイカーではない。 ウォレットを見た瞬間、誰もが「革」「形」「色」に目が行く。だが、ウォレットの印象を左右する要素はもうひとつある。「ステッチ幅」、いわゆる「ピッチ」だ。 アメリカンカジュアルにおける手縫い…
優劣ではなく、欲求。 レザーウォレットの仕立てには「ミシン縫い」と「手縫い」がある。個人的な見解を述べると、それぞれの「仕立て」「技術」に優劣はないと思っている。それぞれの手法に、職人たちが長年培ってきた技が惜しみなく注…
「OG-3」の1年後の姿。 まずは、前作「OG-3」の1年後の姿をご覧頂きたい。オガワ自身が1年間、ほぼ毎日使い込んだ個体だ。 レザーJKT「OG-1」のためにオリジナルで仕込んだ茶芯馬革。その魅力を堪能するために、決し…
この馬革に、惚れた。 2018年に立ち上げた「Original Garment Brothers」の原点、それは紛れもなくロットナンバー「1」を与えたレザーJKT「OG-1」。日本を代表するレザーJKTファクトリーである…
「OG-4」「OG-7」、各サイズ数着のみ販売開始。 2019年も残すところ僅か。この1年、決して多くはないが、自分が本当に欲しいプロダクトを、大切な仲間たちとじっくりと時間を掛けて作り上げることができたと思っている。 …
「研ぎ澄まされた日本刀」のような相棒。 素上げで仕上げた馬革のダイレクトな表情を堪能するため、シンプルを貫いた「OG-2」。2018年に発表し、多くのレザー愛好家に支持された「OG-1」の後継モデルだ。 レポート最終回は…
Gジャンタイプの理想形。 ここ数年、GジャンタイプのレザーJKT、特にファーストやセカンドをモチーフとしたモデルの人気の高さには、目を見張るものがある。 私も数年前に、ワイツーレザーの「素上げの分厚い馬革」「インディゴ染…
今年の冬は、骨太なシャツJKT。 しっかりとした肌触りで肉厚、そして柔軟。相反するふたつの要素を持ったダック生地によるシャツJKT「OG-7」。いよいよ、オーダー受付を開始する。 完成した「OG-7」のディテールを、あら…
裁断されたパーツは、ワイツーレザー専属の縫製職人の元へ届けられ、一着のジャケットに縫い上げられる。究極の一着が誕生する瞬間に立ち会うため、私も大阪へ向かった。 全行程をここで紹介することは難しいが、見えない部分にもこだわ…
前レポートの裁断パーツを見て「おっ」と思った人は、かなりのレザーJKT通。「OG-1」のデザインは前身頃が左右それぞれ1枚パーツ。上下で分割されていない。実は、今期は2型のレザーJKTを準備している。 「OG-1」の後継…