なぜ、シンプルにこだわるのか。
常に同じ感覚でありたい。 間も無くオーダー受付を開始する。直前のタイミングであるが、どうしても書いておきたいことがある。オガワの完全な自己満足であり持論だ。一気に書き進めよう。 多種多様なラインナップを誇る専門ファクトリ…
常に同じ感覚でありたい。 間も無くオーダー受付を開始する。直前のタイミングであるが、どうしても書いておきたいことがある。オガワの完全な自己満足であり持論だ。一気に書き進めよう。 多種多様なラインナップを誇る専門ファクトリ…
コバの神と呼ばれる所以。 続いてウォレット内部の製作に取り掛かる。カード入れや小銭入れ、札入れが用意されるウォレット内部は、通常のウォレットと同様のコバ仕上げとなる。亀太郎氏の十八番だけに、仕上がりが楽しみだ。 各パーツ…
技と感性こそ、すべて。 ありきたりな言葉だが、亀太郎氏がこのウォレットを仕立てた一部始終の目撃者としては、「手仕事」という言葉しか思い浮かばない。 私はハンドメイドで作られたモノが、すべて「手仕事」だとは思わない。生産効…
オガワはリアルバイカーではない。 ウォレットを見た瞬間、誰もが「革」「形」「色」に目が行く。だが、ウォレットの印象を左右する要素はもうひとつある。「ステッチ幅」、いわゆる「ピッチ」だ。 アメリカンカジュアルにおける手縫い…
優劣ではなく、欲求。 レザーウォレットの仕立てには「ミシン縫い」と「手縫い」がある。個人的な見解を述べると、それぞれの「仕立て」「技術」に優劣はないと思っている。それぞれの手法に、職人たちが長年培ってきた技が惜しみなく注…
「OG-3」の1年後の姿。 まずは、前作「OG-3」の1年後の姿をご覧頂きたい。オガワ自身が1年間、ほぼ毎日使い込んだ個体だ。 レザーJKT「OG-1」のためにオリジナルで仕込んだ茶芯馬革。その魅力を堪能するために、決し…
この馬革に、惚れた。 2018年に立ち上げた「Original Garment Brothers」の原点、それは紛れもなくロットナンバー「1」を与えたレザーJKT「OG-1」。日本を代表するレザーJKTファクトリーである…
「OG-4」「OG-7」、各サイズ数着のみ販売開始。 2019年も残すところ僅か。この1年、決して多くはないが、自分が本当に欲しいプロダクトを、大切な仲間たちとじっくりと時間を掛けて作り上げることができたと思っている。 …
「研ぎ澄まされた日本刀」のような相棒。 素上げで仕上げた馬革のダイレクトな表情を堪能するため、シンプルを貫いた「OG-2」。2018年に発表し、多くのレザー愛好家に支持された「OG-1」の後継モデルだ。 レポート最終回は…
Gジャンタイプの理想形。 ここ数年、GジャンタイプのレザーJKT、特にファーストやセカンドをモチーフとしたモデルの人気の高さには、目を見張るものがある。 私も数年前に、ワイツーレザーの「素上げの分厚い馬革」「インディゴ染…